先入観 part3

先入観 part2の続きです。

同じような経験をしたもの同士で

出した結論、その考え自体は間違っていないと仲間内で感じても、前提となっている先入観が、正しいと証明できる事実でなければ、間違った結論になります。

例えば

医者が男性であると言う間違った前提(先入観)に誰も気づかなければ、間違った結論を導くこととなる。

さらに

自分の経験とは別の前提(先入観)に客観的な根拠(証明できる事実)があっても、経験に当てはまらなければ、人は信じることが難しいと感じます。

例えば

男性しか医者になれない国があったとしたら、その国の人々は、女性医師がいることを認めたがらないでしょう。

結局、人は経験したものの中でしか物事を理解できない。
お互いが一所懸命、経験していないことを、いくら言葉で説明し合っても理解できないのかもしれません。