難易度調整を考える part1

XEVIOUS

難易度自動調整

ITエンジニア科では、ゲームプロジェクトの授業があります。
その中の1チームは、シューティングゲームを作成しています。

はじめて難易度自動調整が採用されたシューティングゲームは「ゼビウス(1982年)」だと言われています。
アーケードゲームのため、プレーヤーは1回100円でプレイします。
お金を払って、開始数秒で死んでしまうと2度とプレイしてもらえないかもしれません。
(ゼビウスは、開始から数十秒は敵機が避けてくれるため、ほぼ死にません)

はじめて遊ぶ下手なプレーヤーには簡単に、何度も遊んでいる上手なプレーヤーには難易度を上げる仕組みになっています。
これにより、プレーヤーの腕前によってプレイ時間の差が開きすぎず、ゲーム筐体の回転率もある程度調整出来ます。
(上手なプレーヤーがたった100円でずっと遊んでいると儲かりません)