「商売は信者がいてこそ」のウソ

儲(もう)ける

という漢字は、じると書きます。
自社の信者を増やすことで儲けることができる!などの話は、胡散臭いコンサルタントからよく聞く話です。

しかし、この漢字の語源には、そんな意味はありません。
「儲け」の意味で使っているのは日本だけで、本当は、(にんべん)とです。

という漢字は、「たくさん備えている」という意味を表わします。
つまり儲という漢字は、
「十分にたくわえている人」という意味です。

知識や経験値をたくわえる

「信者を増やすことが儲けにつながるのです!」ということではなく、
しっかり備えなさい、いずれ儲けにつながります、とした方がまだいいかもしれませんね。