近代刑法上の基本原則

罪と罰 野球賭博の続きです。

罪刑法定主義

この犯罪を犯せば、この刑罰を受けるとあらかじめ決まっています。
つまり、犯罪と刑罰をあらかじめ法律で定めておいてはじめて罰することができます。

罪刑法定主義(ざいけいほうていしゅぎ)
いかなる行為が犯罪とされ,これに対していかなる刑罰が科せられるかが、あらかじめ法律によって定められていなければならないという近代刑法の原則

法律であらかじめ禁じているのは古典的な賭博場で、電子空間、ネット上の「賭博場」は当てはまらない。
つまり、取り締まる法律がないため、罪には問えないと言う訳です。

法律が追いついていないのは事実ですが、それでも・・・続きます。